トップページ > 転職する医師のための医師実態調査「勤務医と開業医、日米の医師の就労時間比較」

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転職する医師のための医師実態調査

  • 「勤務医と開業医、日米の医師の就労時間比較」

就労時間を勤務医と開業医を比べるとどうでしょうか。

一般に勤務医の場合は病院で働いていることが多く、開業医の場合は診療所です。

勤務医と開業医を比べるということは、病院と診療所での勤務時間の比較という意昧ももちます。

勤務医の平均就労時聞は週あたり63.3時間であるのに対し、開業医では週あたり50.3時間でした。

以上のことからは、日本の病院勤務医が、いかに多忙で、しかも患者を直接診察すること以外に、書類作成などの他の業務に忙殺されているかを推察することができます。

海外の病院勤務医の労働時間についてはどうでしょうか。

海外でも病院勤務医の就労時聞を直接計測する研究は多くはありませんが、直接患者に会う時間よりもスタッフ間の相談や書類作成の時聞が多いことがわかっています。

米国での最近の研究によると、医師の週平均労働時聞は51.0時間であり、特に過酷な労働環境にあるといわれている35歳以下の病院勤務の若手医師でも、59.3時間でした。

米国の医師の労働時聞がそれほど長くない理由として、若手医師については直接的な労働時間の上限規制が行われたためであるとされていますが、若手医師以外については診療報酬の低下など複数が考えられています。

このように、日本の医師はアメリカと比べても長時間働いていることがわかります。

<続く>

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<2018年10月>
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